よく、「髪は女の命なの・・」的なフレーズを耳にしますが、それは何も女性に限った事ではないんですよね。男からしても髪の毛は大切な要素であり、コレがあるのとないのとでは、心理的に大きな違いがあります。しかも、男性の場合、高確率で薄毛になってしまいますからね、そういう意味では先ほどのフレーズは、むしろ男性のためのモノのような気がします。髪の毛を切って、それが自分に似合っていなかったとしても、いずれは伸びてくるわけで、いくらでもチャンスはあります。
だけども、一度薄毛に陥ってしまったならば、そう簡単には改善することはありません。私も今現在、薄毛を克服すべく、日々あらゆる対策を講じているところですが、うーん、残念ながら目に見える成果は上がっていないのが現状です。ちなみに、私の場合、頭頂部の薄毛が際立っているのですが、これがねえ、普段自分では目に見えない部位なだけにふとした拍子に見えた瞬間、めちゃくちゃショックを受けるんです。なんというか、「臭いものに蓋をする」みたいな感じで、普段はできるだけ頭頂部を見ないようにしているわけなんですねえ。だけども、ふとした拍子、例えばそうですねえ、美容室に髪の毛を切りに行ったとき、最終確認として、バックスタイルを合わせ鏡で見せてくれるでしょ、その際、カットの出来云々以前に、自分の薄毛がめちゃくちゃ気になってしまうんですよね。正直言って、あの最終確認は私には必要ないんです・・。ただただテンションが下がるだけですからね。
そんななか、最近ちょっと気づいたことがありまして、それは「薄毛の場合、短髪の方がむしろ(薄毛を)誤魔化すことが出来る」という事です。いやね、今までは薄毛を隠すためには長髪の方が適している、という先入観があったんです。ですから、常にミディアムくらいの長さをキープしてきました。だけども、思いきって、短髪にしてみたところ、これがなかなかどうして、長いころと比べると、むしろいい感じじゃありませんか。なんかこう、短髪の方が髪の毛の動きが少ないですし、(髪の毛どうしが)ガチっとかみ合わさって、固定される感覚があるんですよね。一方で、長髪の場合には、ちょっとした事(風など)ですぐに髪の毛が動いてしまい、これまたすぐに薄毛が露呈してしまいます。その時のギャップたるや。髪の毛が長いという事は、髪の面積(体積)が短髪の人よりも多いわけで、その分薄毛がものすごい強調されてしまうんですよね。というわけで、このところは常に短髪をキープしており、なんだか気持ちが楽になりました。