髪の毛の悩みなどまったく他人ごとだったのですが、40代半ば頃から抜け毛が気になりだしました。特に、洗髪時・洗髪後の抜け毛の量は、これでよいのかと心配になるくらいです。束で抜けます。もちろん、抜ける一方で新しく生えてもいるのでしょうが、抜ける量と同量の毛が生えてきているというのでなければ、緩やかに髪は減っているということになります。その懸念を裏付けるかのように、現に、髪を束ねるゴムヒモが緩くなり、サイズを小さくしたことがこの数年、何度あったでしょうか。
幸い、まだ見るからに薄毛の印象を与えるとまでは行かないようですが、場合によっては時間の問題ともなりかねません。いかに抜け毛を減らし、薄毛を避けるかは現実的な問題です。薄毛というのは、どんなに着飾っても貧相な印象を与えてしまいますので、特に女性にはたいへん気になる問題です。抜け毛の原因は、頭髪の毛穴汚れと聞きました。洗うときの指の動かし方にコツがあるそうです。毛穴の中の汚れを押し出すかのようにマッサージしながら洗うのがよいそうです。実際のところ、美容院で洗髪を受けると、そのような洗い方となっていることに気付くのではないでしょうか。
毎日髪を洗うのは自分なので、その洗い方をマスターし習慣付けることで、長い間には抜け毛対策・薄毛予防効果が見られるかもしれません。毎日すぐ実行できることなので、対策の第一歩となります。また、ストレスがよくないとはあらゆることに関していわれることですが、精神的なものに関してはともかく、髪に必要以上の物理的ストレスを与えることは避けたほうがよいのではないかと思います。例えば、分け目をいつも同じ方向・同じ場所にしているとか、髪をいつも束ねて引っ張った状態にしている場合、常に力のかかっている部分が薄くなりがちなのを経験したことは誰しもあるでしょう。
分け目は髪の流れに沿って決まっていますので、分け目を変えるというのは、意外に大変です。髪がいつもの方向に戻ってきてしまうからです。でも、根気強くスタイリングをすることで、少しずつ新しい分け目も定着していきます。髪を常に束ねる習慣のある人は、髪を下ろすと作業の都度顔に髪がかかって大変鬱陶しいものです。そのような場合は、ヘアバンドやカチューシャを利用して髪が顔にかかるのを抑える工夫ができます。一日中、髪を束ねていた日、髪を反対方向になびかせると地肌が大変痛む経験をしたことがありませんか。一時でも、引っ張られた状態から髪を開放してあげるのも大事なことです。