僕の場合は、自分が薄毛だと実感したのが18の頃でした。当時は、高校三年生で受験勉強真っ只中であり、たぶん勉強からくるストレスから抜け毛が増えているんだと思っていました。(まあでも、うちの家系は父型も母型も薄毛ばかりなので確実に遺伝的なものだなとは薄々感じていました。)
高校を卒業するときには、おでこの上両端の方(側頭部)が完全に侵攻を始めていました。最初はシャワーを浴びている時、若干頭皮に違和感(毛量が減ったなど)を感じたくらいでしたが、日が経過するにつれて鏡で見てもわかるくらい進行していました。目安として、(眉毛の上から)おでこに手を当てたときに指4本と親指が少し入るくらい…。生え際の毛も細くなって、頭皮が見えはじめているのもわかりました。
それから僕は薄毛対策として色々なことをネットで検索しました。食事バランスや睡眠など簡単なものはいくつもありましたが、結局はどれも効果を実感するレベルではないなと思いました。最終的には医学の力を借りるのが唯一効果的であり現実的だという結果に至りました。
具体的にはプロペシアという内服薬がありまして、これはAGA(男性型脱毛症)治療によく使われるお薬です。AGAはジヒドロテストロンという悪玉男性ホルモンが髪の毛に働きかけることで薄毛が発症していくのですが、このプロペシアに含まれるフィステリドという成分がその働きを弱めてくれるのだそうです。
しかし、このプロペシアというお薬は美容整形と同じ枠組みとして考えられているため保険が適応されていないので、一ヶ月の服用で大体7000〜9000円程かかってしまいます。(値段は病院による)
しかしそれでもまだ安い方なんです!もし僕が30歳になって目も当てられないほどハゲてしまったら、なくなった毛根をまた復活させようとしたら外服薬や検査などで一年で100万ほどかかってしまいます。薄毛の治療で一番大切なのは、なくなった髪を増やすのは困難だけど、ある髪を維持していくのは簡単!だということです。なので僕は薄毛の疑いがあるなぁと思ったらは本当に早いうちから(20歳になってプロペシアが買えるようになった瞬間からすぐ!)対策を打つべきだと思います。
今年で二十歳になったぼくが、実際に使ってみたところ、外見的な変化はあまり見られませんが生え際の後退は食い止められているような気がします。(服用2ヶ月目)
薄毛は若いうちは認めたくないものです。しかし、いつかは気にしないと、いつのまにかキテる!なんてことにもなりかねません。特にAGAの疑いのある方は、気にしないと気づかないような些細な変化が大きな変化となっていつの日かあなたの頭皮を襲います。そうなる前に早め早めの行動を心がけるようにしましょう。