薄毛かどうかで人生観が変わることは確かです

2年前に亡くなった父親も薄毛で悩んでいたと思われる時期がありました。私が小学生の低学年の頃に学校から帰宅したときに見知らぬ夫婦が居間にしました。両親も珍しく平日ですがいたのでおかしいなとおもっていましたが黙っていました。

なにやら大人同士で話をしていたからですが、しばらくすると別の部屋に移動していなくなりました。テレビを見ていたときに大人たちが今に戻ってきましたが、父親のヘアースタイルが変わっていました。すでに薄毛が進行していたのは知っていましたが、まさか鬘を被っているとは思いませんでした。後で聞いたのですが見知らぬ夫婦は鬘やさんで父親のためにいくつか用意して持ってきたようでした。

父親の頭は異様な感じがして一目見て鬘を被っているのがわかりました。父親も子供の反応をみて悟ったらしく、その後は鬘をかぶることはなかったのであきらめたようです。その姿を見ていたので、近い将来薄毛になることは遺伝なので覚悟していました。

男が持てない条件として背が低いことや太っていること、薄毛ではないことが当時いわれていましたが、太ることは自分で制限することは可能ですが背の低さと薄毛はどうしようもありません。なんとかならないのか養毛剤やマッサージなどいろいろなことを試してみましたが、結局遺伝には勝てませんでした。現在50代なので禿げてきていてもそこそこ年齢的にはおかしくなくなってきたことだけは救いだと思っています。

薄毛で一番苦労したのは女性との交際です。あまり器量がよくないところに髪の毛が薄くなってきていたので若いころは女性とつきあうことすらできませんでした。女性からみれば頭髪がふさふさしているほうが格好がよいし、若くみえるので歓迎しているはずです。男から見ても俳優で禿げていても格好良い人はいますが、ごく限られたスターだけであり普通の人には無理です。デートもしたこともなくこのまま独身でいくことは半分覚悟していました。鏡を見るのも嫌になり仕事も手がつかなくなることさえありました。かなりの回数のお見合いによりなんとか結婚までたどり着けましたが、髪の毛があればもっと楽だったはずだと思っています。見た目ではなく中身だといいますが、実際薄毛になってみるとそんな余裕はなくなります。

毛生え薬が開発されればノーベル賞ものだといわれますが本当にそうだと思います。

頭髪の悩みがなくなればかなりの男性がすくわれることは間違いないです。薄毛は病気ではありませんが、心に負担をかけていることだけは確かです。人生をやり直すときは頭髪の悩みとは無縁の人生を送ってみたいです。